食ペディア

今から約100年前、日本の化学者・池田菊苗博士が「うま味」の素を発見した頃、日本の食事は質素で、人々の栄養状態もよくありませんでした。博士は、「うま味」の成分で調味料を作ることができれば、日本人の栄養改善に役立つのではないかと考え、開発に取り組み、
うま味調味料「味の素®」が誕生したのです。
その「味の素®」が誕生した日(正確には特許取得日)が1908年7月25日だったことから、
7月25日は「うま味調味料の日」となりました。
池田菊苗博士

うま味をきかす調味料 「味の素®」

昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界的にも注目されている和食。和食といえば、基本は、「だし」。だしの「うま味」こそが味を決める重要なポイントになってくるわけですが、池田菊苗博士が発見したこの「うま味」の成分であるアミノ酸のひとつ、グルタミン酸の味が基となり作られているのが「味の素®」です。「味の素®」は、うま味をきかす調味料として国を問わず、世界中で愛用されています。

今回、食ペディアではこのうま味をきかす調味料「味の素®」のほか、味の素KKの調味料を使用したレシピをご紹介します。明日の皆さんのお料理の参考にして下さいね。

また、今回ご紹介したうま味調味料「味の素®」アジパンダ®瓶75g、「ほんだし®」120g箱をリスナー様に限定数プレゼント!「和食」「だし」「うま味」など日本ならではの食事に関してどう感じましたか?番組内のキュートな味の素KKのCMを聞いた感想も合わせて教えて下さい!応募は番組メールアドレスまで。たくさんのご応募お待ちしております。

『鶏の香りごはん』

<材料:4人分>

◇米 2合
◇鶏もも肉 80g
◇生姜 20g
◇みょうが 2~3本
◇●「酢」大さじ2 「砂糖」大さじ1 「ほんだし®」少々
◇青紫蘇 5枚
◇○醤油 大さじ1
◇○酒 大さじ1
◇○「ほんだし®」 小さじ2
◇水 適量

<作り方>
①みょうがの甘酢漬けを作る。
みょうがを縦半分に切り、薄切りし、さっと熱湯を通して●の甘酢に漬け込む。
②お米は洗って30分以上浸水し、ザルにあげて水気をきる。
③鶏肉は角切り、生姜・青紫蘇は千切りする。
④炊飯器にお米、○を入れて2合の目盛りまで水を加える。鶏肉、生姜をのせて炊飯する。
⑤炊きあがったごはんに①の甘酢みょうがを混ぜ、青紫蘇をのせる。

~コメント~
生姜、みょうが、青紫蘇の香りが爽やかな炊き込みご飯です。

レシピ制作:シニア野菜ソムリエ 久保ゆりか

『イカと夏野菜の南蛮漬け』

<材料:2人分>

◇ヤリイカ 100g
◇なす 1本
◇カラーピーマン 2個
◇かぼちゃ 1/8個
◇○酢 大さじ3
◇○醤油 大さじ3
◇○砂糖 大さじ2~3
◇○「味の素®」 少々
◇○水 大さじ4
◇片栗粉 適量
◇サラダ油 適量

<作り方>
①イカは輪切り、野菜は食べやすい大きさに切る。
②鍋に○を入れて煮立てる。
③イカと野菜の水気をよく拭き、イカは片栗粉をまぶす。中温の油で、野菜、イカの順で揚げ、②の○に漬け込む。

~コメント~
夏野菜で色鮮やかな南蛮漬けです。
冷蔵庫で保管すれば3日くらいは美味しくいただけます。

レシピ制作:シニア野菜ソムリエ 久保ゆりか