2024 年 11 月 23 日
今週のアンテナ・カフェ📡は、
3ピースのロックバンド「TRICERATOPS」のライブレポです🎶
1996年に和田唱(Vo, G)、林幸治(B)、吉田佳史(Dr)で結成。
3ピースのロックバンド。
1997年7月にシングル「Raspberry」でメジャーデビュー。
踊るロック!スイートでロマンティックでポジティヴなパワーが颯爽としているのが粋。
(2022年春にはSHISHAMOがリスペクトするバンドと対バンするツアーに
ラブコールを受けてZepp Fukuokaで共演されています)
そのトライセラ、昨日・最新バージョンの歌と演奏をドラムロゴスで観てきました!
とはいえ。夏に無期限で活動を休止することが発表され、今回ツアーは休止前最後のツアー。
ファンの方は心穏やかではなかったと思いますが、
ライブが始まればステージ上のメンバーもお客さんも
「トライセラの音楽を楽しもう!」という空気ができていて歓声も大きい大きい!
(メンバー曰くデビューした頃は殆ど女性ファンだったのに、今やメンズもたくさん!)
バンドの歴史を福岡の街となぞって(IMSホールでもよくライブをされていたので)
それぞれの時間軸の答え合わせをしてみたり(ロゴスは2004/11/20以来20年ぶり)
振り返ってみると結果すべて「○」だと、にこやかにおっしゃっていました。
和田さんはツアーに向けて、長年使っていなかった懐かしいギターをリペアマンの方に頼んで
改造を施してもらいテンション上がってる様子がSNSでも伝えられていましたが、
レスポール、グレッチ、SG〜トライセラの強みである小気味好いリフが冴えていました〜♪
過去に何度も取材させていただいていますが、いつも心と感情の躍動に言葉追いつかないような
純粋さというか、私は男性に対して最上級の褒め言葉として「チャーミング」というイメージを
持つことがあるのですが、和田さんはまさにそれ。そこに「漢気」がトッピング。
(子供の頃はマイケルジャクソンになりたかったそうです。かなりガチで)
KANさんやSMAP、江口洋介さんに楽曲を提供されたりプロデュースされたりと多才です。
(松たか子さんに提供された楽曲ではデュエットも♪素敵でした)
ベースの林さんは深沼元昭さんのPLAGUES、Mellowheadのサポートでお見かけしますし、
ドラムの吉田さんは吉井和哉ソロ、阿部真央、甲斐バンド(!)とにかく引っ張りだこ。
「TRICERATOPS 無期活動休止 TOUR '24-'25 "DEMOLITION&ELEVATION"」
デモリション:解体+エレベイション:上に行く
ラストツアーは来年1月のラインキューブ渋谷まで続きます(福岡は2本目)
3ピースと思えない音の厚みとまろやかさ。
全員がコーラス取られるので、リフとグルーヴに絡み合って
美味しいご馳走をいただいた気分でした♡
「それぞれの活動を待っててください。」と。
「また会いましょう福岡!」に、期待しています。
3人のひとつの季節が変わろうとしているだけだと、音楽を信じられた夜でした。
グルーヴィーな曲も真骨頂ですが、ちょっとセンチメンタルなトーンの曲も絶品です。
アルバム、ベスト盤も出ているので聴いてみてください♪
今週はこの素敵な3人をどうしてもお伝えしたくて・・ライブレポートでした(笑)